団員のひとりごとのコーナー、〔その2〕は「初春サロンコンサート」に出演したアコさんからの投稿です。
では、どうぞ。
何か思いつくと、となりにいる人も同じようなことを思いついていて…
先週2月16日の「初春サロンコンサート」にクラリネットアンサンブルで参加させていただきました。
当日朝からリハーサル、会場のホールで演奏してみるといつもの練習室のように音が響かず、イメージと違う、となり…(汗)

ランチでオムライスを食べながらミーティングです。
響きの違いに気がついたり、思い思いの意見を自由に発言できるようになったのは、ここ数年の成長かな。
それがアンサンブルの一体感につながっていけばいいなと思います。
当日演奏した「フランキー・ヴァリ/君の瞳に恋してる」と、「ロベルト・シューマン/『子どもの情景』作品15 より 第1曲“知らない国々” 第8曲“炉端にて”」の雰囲気の違う3曲の選曲は、それぞれの個性の強い私たちにはピッタリな気もします。
ある練習日のこと、衣装の話し合いも思いつくままに案を出していきました。
「帽子をかぶってアクセントにする?」
「アメリカンな感じだから(アメリカ横断)ウルトラクイズのような帽子?」
「色は赤とか青だよね〜」(テキトー笑)
それを静かに聞いていたH先輩
「それ、そのままのものがOBバンドの楽譜倉庫にあったの見たよ」
そしてその結果、帽子をかぶって特別に仕上がった私たち、楽しんでいただけましたでしょうか。
思えば遥か昔に高校生だった頃、何か思いつくと、となりにいる人も同じようなことを思いついていて、いつのまにか現実になっていた!というようなことがよくあった気がします。
歳を重ねた今でも同じような経験ができるんだ、となんだかうれしくなったのでした。
さて、来年の定期演奏会の予定が決まりました。
なつかしい方やはじめましての方と集まってきっといろいろ楽しい経験ができる、今の私はそんな予感がしているのです。
「初春サロンコンサート」お世話して下さった方々、聴きに来て下さったみなさん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
〈アコ〉